友だちをつくるには? 『小学生になったら図鑑』から6つのコツをご紹介
4月は入学やクラス替えで、子どもたちの環境が大きく変わる季節。わくわくするだけでなく不安な気持ちにもなってしまいがちです。
この記事では、「友だち、できるかな・・?」と不安を感じている子どもたちに、簡単だけど効果抜群な友だちをつくる方法を、『小学生になったら図鑑』(ポプラ社刊)から6つ伝授いたします。
書誌情報
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- タイトル
- 小学生になったら図鑑
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- 作者
- 監修/長谷川 康男
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- 定価
- 2,970円(税込)
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- ISBN
- 978-4-591-16032-9
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- サイズ
- 244mm x 185mm/287ページ
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- 対象年齢
- 5 歳 6 歳 小1 小2
友だちをつくる方法① あいさつしよう
誰かと仲良くなりたいと思ったら、まずはあいさつから始めよう。朝は「おはよう」、帰りは「さようなら」と元気に言えるといいですね。
友だちをつくる方法② あいさつをされたら返そう
友だちからあいさつされたら、きちんと返すことも大事。相手を見て、笑顔で返せるといいね!
おうちの方にアドバイス! → あいさつが言えない理由として、そもそもやり方やタイミングがわからないという子も多くいます。まずは大人や友だちと「いっしょに言ってみよう」と促すと、安心してあいさつができるようになります。
友だちをつくる方法③ 自分から話しかけよう
あいさつができたら、今度はちょっと勇気を出して自分から話しかけてみよう。給食のときや掃除のとき、教室を移動するときは、話しかけやすいかも!
友だちをつくる方法④ 自分のことを知ってもらおう
はじめて会う人には、自己紹介をしてみよう。まず自分の名前を言ったら、好きな物や得意なことも伝えられるといいね。同じものを好きな人が見つかれば、いっしょに遊ぶきっかけになるかも!
おうちの方にアドバイス! → 大事なのは友だちをたくさん作るよう促すのではなく、友だちがいることで広がる楽しさもあると伝えることです。中には、ひとりで静かに過ごすのが好きな子もいます。それは個性なので焦る必要はありません。
友だちをつくる方法⑤ いっしょに遊ぼうと言おう
友だちは遊びながらできていくもの。まずは「いっしょに遊ぼう」と自分から声をかけてみよう。相手に理由があって断られることもあるかもしれないけど、そんなときもがっかりしないで「じゃあ、また今度ね」と言えば大丈夫!
友だちをつくる方法⑥ 「入れて」って言えるかな?
仲良く遊んでいる子たちの中に、自分も入りたいなと思ったら、「入れて」と言ってみよう。いきなり入るとびっくりしちゃうから、「いいよ」と返事をもらってから仲間に入ろうね!
おうちの方にアドバイス! → 小学校低学年で「入れて」と言って断られてしまう理由で一番多いのは、「人数がいっぱいだからダメ」というものです。子どもだけでは解決策が見いだせない時は、「順番に遊ぶのはどう?」とアドバイスしてあげるとよいでしょう。
イラスト:北村ケンジ、柴田ケイコ