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花守家に、ただいま。

交通事故で夫・花守透を亡くした桜子は、嫁いできた愛知県渥美半島にある夫の実家で、料理上手の義母との暮らしを続けている。花守家の庭には“透の木”――ハナミズキが植わり、毎年七夕には短冊を吊るして願いをかけるのが恒例だ。この二人暮らしは穏やかで温かいが、いつまでこの暮らしが続くのだろうとふと不安が過ることもある。そんな折、夫の前妻との子を名乗る少女が訪れ、事件が起きて……?
血の繋がりのない、花守家3人暮らし。家族の繋がりに思い悩みながらも、四季の彩りを大切にしながら潮風の吹く古民家での暮らしの中で見つけたものとは……。
読みながら何度も涙する、沖田円の優しさに溢れた最新家族小説。
装画:いとうあつき

■著者プロフィール
沖田 円(おきた・えん)
愛知県安城市出身。2012年『一瞬の永遠をキミと』で作家デビュー。2015年に刊行した『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』は累計25万部を突破し、2022年に単行本化(全てスターツ出版)。2018年、ポプラ社ピュアフル小説大賞で金賞を受賞し、2019年に『千年桜の奇跡を、きみに ~神様の棲む咲久良町~』を刊行。その他著書に『喫茶とまり木で待ち合わせ』(実業之日本社)、『丘の上の洋食屋オリオン』(KADOKAWA)など多数。

シリーズ
ポプラ文庫 日本文学
著者
著:沖田 円
発売年月
2024/07
ISBN
978-4-591-18231-4
判型
文庫判
サイズ
148mm ×105mm ×0mm
ページ
334ページ
主な対象年齢・学年
中学, 高校, 一般, シニア
ジャンル

販売開始:2024年06月28日00:00

836円(税込)

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