人生の最後に食べたいおやつは何ですか――
若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。
ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた。
――食べて、生きて、この世から旅立つ。
すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
2020年本屋大賞第2位。

シリーズ

ポプラ文庫　日本文学

著者

著：小川　糸

発売年月

2022/10

ISBN

978-4-591-17506-4

判型

文庫判

サイズ

151mm ×105mm ×13mm

ページ

279ページ

主な対象年齢・学年

中学, 高校, 一般, シニア

ジャンル

小説・文芸

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