平日昼12時までのご注文で当日発送

人気キーワード

大人が読む本

夫婦包丁のおしながき

【美味しくて心あたたまる、新米夫婦のお江戸料理帖】
吹けば飛びそうなほど小さな藩である波前藩は、
金はないが人徳のある殿と姫、小規模がゆえに家来たちとも家族のように親しい。
波前藩のお料理番・荒木弥之助は繊細な包丁さばきと舌を持ち、内外に有名な料理人であった。
しかし、ある日何者かに襲われ頭を強く打ち、味がうまく分からなくなってしまった。包丁一筋で生きてきた弥之助は絶望し、切腹をしようと考える。
そんなときに出会ったのが、奥方の女中である十七歳のお佐江だった。
お佐江は稀有な味覚と嗅覚をもっており、弥之助はお佐江の才覚にほれ込み求婚する。
ふたりの力をあわせて、御料理番のつとめに挑むことに……!
百万石の大藩・加賀藩との料理勝負や下町の深川めし屋の店番、老中のお姫様の相談ごとなど、夫婦包丁として難題を乗り越えていく。
そして、料理にしか興味がない堅物の弥之助とくいしんぼう娘であるお佐江は、夫婦としても心を通わせていく――。

夫婦の絆と心のこもった美味しい料理が沁みわたる、ほっこり人情時代小説。

シリーズ
ポプラ文庫 日本文学
著者
著:遠藤 遼
発売年月日
2024/12
ISBN
978-4-591-18410-3
判型
文庫判
サイズ
151mm ×105mm ×14mm
ページ
303ページ
主な対象年齢・学年
小5, 小6, 中学, 高校, 一般, シニア

814円(税込)

8ポイント獲得できます

数量

〇在庫あり

プレゼント包装 ラッピングバッグ
ギフトバナー

レビューを書く

最近チェックした商品